藤田紘一郎カイチュウ博士と言う異名で有名なお方です!「現・東京医科歯科大学教授」 藤田さんは寄生虫の研究を主にしています。 (専門分野:寄生虫学、熱帯病学) 寄生虫を戦後、人間の体から追い出して寄生虫感染率の人は大幅に減ったけど、 それと共に今度はアレルギーが増加しているという事を発見しました。 それに着目していき気付いたのが、実は寄生虫が人間の体内にいることによって そういったアレルギー反応を抑えてくれてていたということなのです! 寄生虫に留まらず、抗菌グッズブームが示すような現代のこの 清潔症候群の社会に警鐘を発しています! 私なりに換言すると、そういった超清潔志向は体の免疫だけでなく 心の免疫までも低下させているということなのです。 1997年の神戸の事件とか2004年の佐世保の小学生女子の もはや珍しくもない事件が今いろいろと起きていますが、 藤田さんはそういうのもそういう超清潔志向が影響を与えている と言う風に捉えています。 私も藤田さんのこの説には昔から似たような事を考えてた所が あったんで、共感しています。 藤田さんはそういう寄生虫の観点から、それに限らず人間が嫌っている生き物は 人間が勝手に悪いと決め込んでて、考えようによってはプラスにもなるという話も よくされております。 その例えば、寄生虫とかのマイナスとだけ見ないで隠されたプラスの側面を見つけて いったりするその姿に、現代版のナウシカ的な人と思わされております! http://www.i-cube.co.jp/mirai/01summer/karada/fujita.html |